8月下旬。
最北の街にも約4か月ぶりの夕焼けがやってきた。
太陽の有難さ、なんていうと少し説教臭いけれど、
一生で太陽のことを考える時間がここで暮らした数か月以上に来るとは思えない。
明けない夜はない。
一番星に願うこと。
当たり前のような癒しや希望を探す愛の決まり文句の詩が、
こんなにもあっけなく嘘になる世界があるなんて知らなかった。
自分の周りにある世界のモノや、コトだって、
ちょっと自分の空間を超えたら全く別のものになってしまうものなんて
本当はきっとたくさんあるんだろう。
私のこの島での生活も終わりがやってきた。
これから私に廻って来るいくつもの光の時間、闇の時間をもっと大切に生きたいと思った。
光の下で生きていける時間はあっという間だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿